AFV:72:exhibition

Article : 各社IV号戦車の比較調査

起動輪

Dragon Models: 1/72 Sd.Kfz.167 StuG IV Early
Dragon Models: 1/72 Sd.Kfz.167 StuG IV Late

形式 G型後期〜J型 コメント メリハリのある造形は良い感じです。 歯の形状も良いですが6方向に伸びた部分の凹み方はレベルの方が良い気がします。

ハセガワ: 1/72 Sd.Kfz 162/1 Panzer IV/70(V) Lang

形式 F型〜H初期型 コメント 歯の形状が丸みを帯びすぎていますが、この形式は現在はハセガワのみ? 押し出しピン跡の場所が気になりますね。

形式 G型後期〜J型 コメント こちらの押し出しピン跡はより面倒くさい位置になります。

Mirage Hobby: Pz.Kpfw.IV Ausf.D "Tropenpanzer"

形式 A型〜D型 コメント 繊細ですが他の形式も含めて周りを太いランナーが円状にぐるっと囲んでいますので精密ニッパーを使っても綺麗に切り出すのは難しいかもしれません。

形式 E型 コメント 見た目の印象は良い感じです。 F型からは40cm幅の履帯に合うように、ぱっと見た目は変わりませんが外周部分が手前にくる感じになりますのでフラットなこの形状はE型に分類しました。

形式 G型後期〜J型? コメント しいて言うならG型後期〜J型のものかもしれませんが不明です。

Revell AG.: Pz.Kpfw.IV Ausf.J

形式 G型後期〜J型 コメント 歯の形状が三角形に近くなってしまっていますが、それ以外は良い感じです。

誘導輪

Dragon Models: 1/72 Sd.Kfz.167 StuG IV Early

形式 H型、J型 鋳造製 コメント IV突初期型には鋳造製の誘導輪です。 出来は問題ないですね。

Dragon Models: 1/72 Sd.Kfz.167 StuG IV Late

形式 F型〜J型 鋼製パイプ コメント IV突後期型には鋼製パイプの方です。 こちらも良い出来です。

ハセガワ: 1/72 Sd.Kfz 162/1 Panzer IV/70(V) Lang

形式 F型〜J型 鋼製パイプ コメント 他と比べても遜色のない出来だと思います。

Mirage Hobby: Pz.Kpfw.IV Ausf.D "Tropenpanzer"

形式 A型〜E型 コメント おそらくミラージュのIV号戦車のみのA型〜E型の形式の誘導輪です。 出来も問題は無いですが切り出しだけには気をつけましょう。

形式 F型〜J型 鋼製パイプ コメント ミラージュのIV号戦車シリーズは足回りは共用のため不要部品が多く出ます。 真ん中の部分が他社と違いますが間違えなのか不明です。

形式 H型、J型 鋳造製? コメント 鋳造製にも見えますがちょっと違う気がします。

Revell AG.: Pz.Kpfw.IV Ausf.J

形式 F型〜J型 鋼製パイプ コメント 良い出来です。

形式 H型、J型 鋳造製 コメント 鋼製パイプのと同じく良い出来です。 メリハリの利いたドラゴンと繊細な感じのするRevellという出来だと思います。

転輪

Dragon Models: 1/72 Sd.Kfz.167 StuG IV Early
Dragon Models: 1/72 Sd.Kfz.167 StuG IV Late

形式 1943年9月採用型(H型、J型) コメント 1943年9月から使用された形式です。 初期出荷時では一応H型とJ型が該当となりますが足回りに関しては形式はいくらでも前後しますので40cm幅履帯のIV号戦車ならこの型を使用していても間違いではありません。

Dragon Models: 1/72 Sd.Kfz.164 Hornisse

形式 F型〜H型 コメント HornisseにはF型〜H型のが付属します。

ハセガワ: 1/72 Sd.Kfz 162/1 Panzer IV/70(V) Lang

形式 F型〜H型 コメント 8方向に伸びる部分が短いため他と形が違って見えます。

形式 スチールホイール コメント ドラゴンからブルムベアが予定されていますが現状では唯一のスチールホイールです。

Mirage Hobby: Pz.Kpfw.IV Ausf.D "Tropenpanzer"

形式 A型〜D型 コメント 良い感じですが真ん中に来るU字型の部品のモールドはありません。

形式 E型 コメント 見た目はF型〜H型と似ていますが38cm幅の履帯を使用するので平面な感じです。

形式 F型〜H型 コメント 40cm幅の履帯用に外周部分が手前に出っ張る感じの表現です。(実際は凹ますことによって表現しているので厚さは上のE型のと変わりません)

Revell AG.: Pz.Kpfw.IV Ausf.J

形式 1943年9月採用型(H型、J型) コメント これも良い出来で問題ないと思います。

上部転輪

Dragon Models: 1/72 Sd.Kfz.167 StuG IV Early
Dragon Models: 1/72 Sd.Kfz.167 StuG IV Late

形式 全金属製 1943年10月採用(H型、J型) コメント 1943年10月から使用された全金属製の上部転輪です。 金属製の中でも形式は多種有りますが各社とも同じような表現をしています。

Dragon Models: 1/72 Sd.Kfz.164 Hornisse

形式 ゴム縁型(A型〜H型) コメント こちらはゴム縁の上部転輪です。 戦争末期のゴム不足で全金属製になるまではこの形式です。

ハセガワ: 1/72 Sd.Kfz 162/1 Panzer IV/70(V) Lang

形式 全金属製 1943年10月採用(H型、J型) コメント 一見問題が無さそうですがハセガワのは溝が無く横から見ると長い棒状になります。

形式 ゴム縁型(A型〜H型) コメント 同じく溝がありません。

Mirage Hobby: Pz.Kpfw.IV Ausf.D "Tropenpanzer"

形式 ゴム縁型(A型〜H型) コメント 見た目の問題は無いのですが、成型状態が悪く真ん中の部分が抜けているものがあります。

Revell AG.: Pz.Kpfw.IV Ausf.J

形式 全金属製 1943年10月採用(H型、J型) コメント 特に問題はありません。

履帯

履帯の種類

Dragon Models: 1/72 Sd.Kfz.167 StuG IV Early
Dragon Models: 1/72 Sd.Kfz.167 StuG IV Late

形式 40cm幅+ハの字型の出っ張り(H型〜) コメント DS素材の非常に出来の良い履帯です。 横から見た感じはRevellのより薄くて良い感じです。 センターガイドは抜けていません。

Dragon Models: 1/72 Sd.Kfz.164 Hornisse

形式 40cm幅 Kgs61/400/1210(F型〜) コメント 溝の位置が外過ぎますがこの形式だと思います。 センターガイドは抜けていません。

ハセガワ: 1/72 Sd.Kfz 162/1 Panzer IV/70(V) Lang

形式 40cm幅 Kgs61/400/1210(F型〜)? コメント 逆算するとこの形式だと思いますが今の目で見るともう辛い出来ですね。 今後のハセガワ商品にはデカールの厚みが薄くなるのと履帯の出来の向上に期待します。

Mirage Hobby: Pz.Kpfw.IV Ausf.D "Tropenpanzer"

形式 38cm幅 Kgs6110/380/120? コメント 38cm幅 Kgs6111/380/120の形状が不明なので断言できませんが、商品バリエーションの展開的に38cm幅 Kgs6110/380/120だと思います。 センターガイドは抜けていません。

Revell AG.: Pz.Kpfw.IV Ausf.J

形式 40cm幅+ハの字型の出っ張り(H型〜) コメント この中では唯一のプラスチック製履帯です。 センターガイドは抜けていませんがこの形式の場合はJ型後期履帯とも言えます。